カイコウラで海洋生物をみる
🐳カイコウラ- Kaikoura🐳
おすすめ度 : ☆★★★★
カイコウラといえば、クジラやイルカ、オットセイにアザラシなど多様な海洋生物が見られることで有名。
クライストチャーチからも車で約3時間と、日帰りでも行ける観光スポットだ。
1.海洋生物の宝庫カイコウラ
カイコウラは、東海岸に位置しており沖合で寒流と暖流がぶつかり合うことで、豊富なプランクトンをやオキアミを生み出している。それを求めて多くの海洋生物が集まるのだ。また、この周辺は大陸棚の端に位置し、急に1000mまで落ち込んでいる世界でも稀な場所。
見られる動物は、クジラ、イルカ、オットセイ、アザラシ、アホウドリ(アルバトロス)。
また、カイコウラとは、マオリ語でカイ(食べる•食べ物)、コウラ(クレイフィッシュ-伊勢海老の仲間)のこと。
ポチはまだ食べたことないが…ぜひ、カイコウラでは新鮮なクレイフィッシュを堪能していただくことをおすすめする(^^;; 9-3月が旬だ。
2.カイコウラ半島ウォークウェイ
半島の先端部に海岸沿いに整備された遊歩道があり、誰でも簡単に行ける。
遊歩道からの景色は眺めも最高で、いたるところにアザラシやオットセイがいるのだ。(10m以内には近づかない、触らない、驚かさない)
海洋生物に興味がない方でも、アクティビティに参加しなくても、豊かな自然を感じ、十分に満足できるがこのウォークウェイではないだろうか。
3.ホエールウォッチング
マッコウクジラが見られるカイコウラは、世界的に有名なホエールウォッチングのスポットだ。巨大なマッコウクジラを高確率(一度で何回も)で見られるクルーズは大人気で、多くの観光客が参加するアクティビティ。
残念ながら、ポチは参加したことないので、詳しい説明は次回…
テカポ湖のみどころ
🐟Lake Tekapo🐟
おすすめ度 : ☆☆★★★
行き方 : 車- クライストチャーチから3時間30分 , 長距離バス- 4時間30分 グレートサイツ(日本語で案内あり)/インターシティ/ニューマンズ *事前予約が必要。 バスインターチェンジから乗車。
所要日数 : 1泊2日
テカポの人口 : 約370人
1. テカポ湖
星空で有名なテカポ湖であるが、日中も素晴らしい自然を楽しめる場所でもある。
テカポ湖は、南北に約30kmと細長く最大水深は120mほど、深いターコイズブルーの独特の色合いが特徴的な湖。 ニュージーランド国内で8番目の大きさだ。
テカポの村は、こじんまりとしていてホテルやスーパー、カフェ•レストラン、善き羊飼いの教会など、徒歩圏内。
日中に楽しめるアクティビティは、湖畔沿いをゆっくり散策したり、マウントジョンへハイキングに出かけたり、晴れていればマウントクックまでのエアサファリもおすすめしたい。
なぜターコイズブルーに見えるのか?
テカポ湖周辺のサザンアルプスには氷河もあり、それが長い年月をかけてゆっくりと山の岩石成分を削り取りながら下へと流れていく。削り取られた岩石成分は白色粉末となって川へと流れ込みテカポ湖へ。湖に降り注ぐ太陽光が、その岩石成分に散乱•反射し、ミルキーっぽいターコイズブルーに見えるのだ。
似たような現象は北海道美瑛の青い池にもある。
2.善き羊飼いの教会
テカポに来るツーリストが必ず訪れる場所が、この善き羊飼いの教会であろう。
教会に入ると大きな窓が祭壇の向こうにあり、テカポ湖とサザンアルプスのすばらし景色が見られる。
1935年にヨーロッパの開拓民が造ったもので、最初はゴシック様式で建てる予定だったが、周りの景色にマッチするようシンプルなデザインに変更して造られたとのこと。厳粛な雰囲気を感じるこの教会で、結婚式を開く日本人も多い。
誰でも教会の中に入れるが、撮影は禁止。あくまで”教会”なので、騒いだりせず常識の範囲内で見学しよう。
HIS調べで、世界でプロポーズされたい/したい場所1位に選ばれたそうだが、昼夜問わずたくさんのツーリストで賑わうので、ロマンチックな雰囲気は感じられないかもしれない。個人的に、ここでプロポーズはおすすめしない…!
3.キングサーモン
テカポ湖で、食事をするなら湖畔レストランがおすすめ。
ニュージーランドにきて、日本食?と思うかも知れないが、ここのサーモン丼は絶品。
やはりサーモンは、お米と頂くのが一番だ。
テカポ湖周辺の養殖場で取れたもので、脂が乗っているキングサーモンが食べられる。
キングサーモンとは
1900年代にアメリカからニュージーランドに移植されたと言われている。
日本ではマスノスケと呼ばれており、主に北海道のオホーツク海で取れており網走等で食されているなかなか高級なサーモン。
そのほかのメニューも豊富で、店内も広くテカポを訪れる多くのツーリストが訪れるレストランだ。
特にシーズンの時期、予約なしでは入れないことが多く、行くならばランチ、ディナー関わらず予約をしていくことをおすすめする。(日本語で可能)
4.ベストシーズン
最もおすすめするシーズンは11月下旬〜12月下旬頃。この時期テカポ周辺はルピナスが咲き誇り、一目見ようとたくさんのツーリストが押し寄せるのだ。
しかし、テカポは寒暖差が激しく、夜はとても寒くなるので暖かい格好で外に出よう。星を見るには冬の時期の方が空気が澄みきっているのでおすすめだ。
テカポ湖の星空
🌌Lake Tekapo🌌
おすすめ度:★★★★★
ニュージーランドに来るツーリスト達の最大の目的、それはテカポ湖の星空をみることと言っても過言ではない。
晴天率が高く、空気も澄み、街明かりも少ないことから、天体観測に適した場所であると言われているテカポ。
条件が合えば、天の川に光る南十字星やマゼラン星雲など裸眼でも満点の星空をみることができるのだ。
また、日本との星座の見え方とも異なり、星座の向きも逆さまで、左右も逆になる。日本では冬に見られるオリオン座も、ニュージーランドでは真夏で観測できるのだ。
2012年には、レイクテカポを含むアオラキ/マウントクック国立公園とマッケンジー盆地周辺の4300㎢の広大なエリアが、ダークスカイリザーブ(星空保護区)に認定されたほどだ。
ダークスカイリザーブとは
国際ダークスカイ協会が認定する、700㎢以上のエリアの自然保護および文化的、科学的、教育目的のために、非常に暗い環境と美しい星空が保たれてる地域のこと。世界に12カ所しかない。(日本は無し)
1.マウント•ジョン天文台
カンタベリー大学と名古屋大学が共同で研究を行なっている世界最南端のマウントジョン天文台があり、ニュージーランド最大の口径1.8mの天体望遠鏡を含む4基の望遠鏡によって天体観測を行なっている。
このマウントジョン、日中(10:00-17:00)は車で頂上まで行けるが、私有地のため入場料$9かかる。ウォーキングトラックで歩いて登った場合、往復3時間かかるが無料で登れる。景色も素晴らしく晴れていれば歩くのも良いだろう。
頂上には、テカポ湖が一望できるがガラス張りの絶景カフェ、アストロ•カフェがある。
夜も歩いては登れるが、灯りが一切なく危険なのでおすすめはしない。
2. 星空ツアー
日本人の方が代表を務めるアース&スカイの星空ツアーは、ホテルからマウントジョンもしくは、コーワンズヒルまで送迎があり日本語で解説してくれる。所要時間は約2時間。(開始時間はシーズンにより異なるが、夏だと22:00以降と遅めのスタートとなる)
ダウンジャケットは貸してくれるので、寒くても安心だ。
マウントジョンツアー: $148/大人
コーワンズヒルツアー: $93/大人
星空ツアーに参加しなくても、善き羊飼いの教会周辺は、どのホテルからも歩いていけるのでいつでも見にいける。
しかし、夜でも人が多いことから撮影するにはストレスがかかるだろう。小さなライトでも、他のカメラマンの撮影の邪魔になってしまうので、足元の安全の確認ができたらすぐにライトは消そう。
3. 星空が世界遺産?
星空を世界遺産に登録するという試みも進行中のレイクテカポ。
テカポの星空を有名にしたのは、アース&スカイ創業者の小澤さんという日本人の方なのだ。2004年に星空ツアーを始めることとなるが、最初は星空をツアー(商売)にするなんて?と批判的な意見もあったそうだ。しかし、今ではさまざまなメディアにも取り上げられて、なんとHIS調べだと世界で最もプロポーズされたい/したい場所の1位になったとか。
日本人観光客は確かに多めだが、中国人、韓国人、西欧人もとても多く、ニュージーランドの中でも人気の観光スポットだということは一目瞭然だ。
夜になると、裸眼でも数えきれないほどの星空(数千個) が見える。(東京では300個くらい)
ニュージーランドまで星空を目的に来るのだったら、せめて新月近くの日を狙ってこよう!
満点の星空を見る条件とは?
- 月明かりが暗いこと(新月がベスト)
- 晴れていること
- 風が強くないこと(風が強いとツアーも欠航に…)
- 乾燥していること (澄み切っていること,テカポは乾燥地帯)
- 街灯などの灯りから遠いところ若しくは、隠れたところ など…
クライストチャーチ おすすめ観光スポット①
🚠Christchurch Gondola🚠
- おすすめ度:☆★★★★
- 所要時間: 約1時間
- 料金 : 往復28ドル/大人 12ドル/子供
- 行き方:車-市内から15分,バス-28番バスエクスチェンジから乗車だとわかりやすい 往復$8, 直通シャトルバス-カンタベリー博物館前から乗車 往復$10
晴れてる日に、特におすすめしたいのが、このクライストチャーチにあるゴンドラ。
クライストチャーチでも素晴らしい自然を楽しめる場所のひとつ。
クライストチャーチ市内と港町リトルトンの間に位置する標高400mの丘Mt.Cavendishを4人乗りのゴンドラで上がっていく。
遠くにサザンアルプスや、クライストチャーチが見渡せ、あっという間に頂上に到達。(約10分間) 日本にはなかなか見られないような絶景が360°のパノラマで見渡せるのだ。
まず、山頂にはお土産ショップや展望の良いレストランがある建物があるが
その建物内にはタイムトンネルという5分ほどの無料のアトラクションがある。(クライストチャーチの歴史を4人乗りの乗り物に乗って楽しみながら学べるというもの。期待をしていなかった分、なかなか楽しめる。)
頂上に着き、建物の外に出るとたくさんのトラックがあるので是非そちらも歩いてみることをお勧めする。
飲み物や軽食を持って、頂上でピクニックができたら最高だろうな🤔
港町のリトルトン、バンクス半島が一望できる。
また、ゴンドラに乗らなくても、乗り場の右側にある駐車場を抜けるとBridle Pathというトラックがあり、ここから歩いて登って頂上に行くこともできる。
往復2時間くらいかかり、傾斜のきつい坂もあるので体力に自信がある方は是非そちらもおすすめ。
クライストチャーチから日帰りトリップ
🐬アカロア Akaroa🐬
クライストチャーチから車で約1時間半で行ける、フランス系移民によって開拓された街。
一応クライストチャーチ市らしい。
アカロアは、マオリ語で “長い港”という意味。
1840年代に捕鯨拠点としてフランス人が住み着いたといわれており、小さな街には可愛らしいカフェやレストランがある。
中でも有名なレストランは、
Akaroa Fish & Chips。
確かに美味しい気がする…。
ただ、休日のお昼時ともなると行列ができるので注意。
魚は、Elephant Fishか、Hoki(Battered もしくはCrumbed)のどちらか選び、Portion of Chipsを頼めば、8ドルほどで十分な量のフィッシュ&チップスが食べられる。
ビーチロードを進んで行くと、カヤックをおろせるポイントもあるので今回はカヤックであちこち行ってみることに。
他にもドルフィンに会えるハーバークルーズや歴史的建造物や博物館、チーズ工場があったりなど見所はまだまだありそうだ。
また、クライストチャーチからアカロアまでのルートも素晴らしい景色が見られ晴れてる日にクライストチャーチから日帰り旅行で行くにはもってこいの場所だ。